子育て王国鳥取!具体的にどういうところが育てやすいの?

育児をしているあいだに「子育て王国とっとり」という名を耳にしたことはありませんか?

これは鳥取県が平成22年から活動をはじめ、積極的に子育ての支援をしていこうと掲げたキャッチコピーです。

その成果が表れ、近年では住みたい田舎ランキングで倉吉市と鳥取市が上位になりました。

他の市町村も独自の支援が話題になり、全国メディアで取り上げられることも増えています。

では実際どうい うところが育児がしやすいのでしょうか?

この記事では私が感じた子育てしやすい具体的なポイントを解説していきます。

 

保育所や児童クラブが充実している

鳥取県は人口10万人に対して保育所の数が多く、保育所に預けやすい環境となっています。

この割合は全国的に見てもトップクラスで、待機児童もゼロに近いです。仕事復帰を考えているママにはストレスなく預けることができるので大変ありがたいですよね。

鳥取県では第3子以降は保育料無償化も取り組みをいるのでお子さまが多いご家庭も安心です。実はこの第3子以降の無償化は鳥取県が最初に始めた制度なのです。

保育所だけではなく、放課後ご家族がいない小学生を預かってくれる児童クラブも充実しています。

児童クラブは土曜日や長期休暇も預かってくれたり、宿題をして帰ってくれたりするので助かりますよね。

このように預かり先が充実しているので、育児も仕事も頑張りたいママをサポートしてくれますよ

 

お子様向けのイベントが多く入場料も格安!

鳥取県で毎月さまざまなお子様向けのイベントが開催されています。親子で楽しめるイベントも多くスタンプラリーやものづくりなども体験できます。

そして県内のお子様向けの施設は安い価格で入れるところが多く、こどもの国やわらべ館など、小さなお子様は無料で入れる施設も多いです!

無料でもたくさんのコンテンツがあるので大人も十分に楽しめますよ。

施設内なら雨の日でも楽しめてお財布にも優しいので、ぜひ足を運んでみてください。

カムカムママでも随時イベント情報をご紹介していますので、チェックしてみてくださいね。

 

おむつ交換代や授乳室を設置している施設が多い

県内の公共施設は子供を連れて出かけやすいようにおむつ交換代や授乳室などのベビースペースが設置してある場所が多いです。

スーパーやデパートは、ほとんどの場所でベビースペースが設置されているので、赤ちゃんとママの二人で出かけるときも安心です。

場所によってはおむつやミルクのお湯をていきょうしてくれるところもあるので、事前に調べておけば、万が一忘れてしまっても安心して出かけることができますね。

また、鳥取県は道の間隔が広くバリアフリーになっている施設が多いので、ベビーカーでも難なく通れちゃいます。

飲食店はキッズスペースを設けているお店も多いので、のんびりとお出かけすることができますよ。

 

子育てをしやすいコミュニティが充実している

鳥取県は安心して子育ての悩みを相談できるサービスやママ同士が交流できるコミュニティが豊富です。

各自治体が工夫を凝らした子育てサークルやコミュニティが満載で、他のママとふれあいながら子育てができます。

子育てサークルは少人数で開催されることが多いので、スタッフとの近く、悩みも気兼ねなく相談しやすいです。

子育ての悩みを話せる方がいると心強いですよね。

コミュニティは、福祉センターで毎週のように行われているので子育て中の気分転換にもなりますよ。

そして県内の16市町村では急な残業や、やむ負えずお子さまを迎えに行けない時、かわりに地域の方が手助けしてくれるファミリーサポートセンターという取り組みをしています。

これは子育ての手助けをしてほしいパパやママと協力したい地域の方をつなぎ、一時的に預かってくれるサービスです。

ご家族の方だけではなく、地域全体で子育てをサポートしてくれる、田舎だからこその取り組みですね。

 

本を取り入れた子育てを大事にしている

赤ちゃんの頃から本とふれあう環境を作る「ブックスタート事業」が全国的にも広まっていますが、鳥取県は本を取り入れた子育てに特に力を入れています。

県内の市町村には54件もの図書館があり、他の県と比べても多い傾向です。

日南町は赤ちゃんの頃から本とつながりを持たせるため、出生時に本を10冊プレゼントしています。

小さい頃から本を触れさせるメリットはさまざまで、読解力、想像力、集中力が身につく効果が期待されています。

ほとんどの図書館で毎週おはなし会開き、読み聞かせを行っていますので、「家では忙しくてついスマホで動画やゲームを子どもに与えてしまう」という方は是非おはなし会に参加してみて下さい。

司書の方も感情を込めて本を読んでくれるので、お子さまだけではなく、大人も物語に夢中になれちゃいます。

また県の一部では移動図書館も巡回しています。

福祉センターや公民館にも来てくれるので、色んな絵本を読ませてあげたいと利用してみて下さいね。

 

まとめ

ここまで鳥取県で子育てをする際に魅力的な部分を5つご紹介しました。

県内に長く住んでいると当たり前に感じる方も多いと思いますが、他県は待機児童問題など課題にされているので恵まれている環境だと思います。

この機会に地元の魅力を再確認し、子育てを楽しんでくださいね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

マミタス
mamitasu主婦ライター
鳥取県在住のフリーで活動している30代既婚ライターです。好きな事は漫画鑑賞と食べることで、日々美味しいスイーツを開拓しております。 読者の皆さまに鳥取の情報をわかりやすくお伝えできるように努めていきます。

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