光り輝く幻想的な世界を見せてくれるホタル。初夏はホタルの光が風物詩ですよね。
おうちにいる時間が増える中、ジメジメとした天気でストレスが溜まりがちな心と体を、ホタルの光で癒されてみては?
今回はホタルの見れる条件や、おすすめスポットをご紹介していきます。
いまさら聞けないホタルのあれこれ
そもそもなぜホタルが夏に見れるのかご存じですか?
夜にホタルが飛ぶ理由は、オスが結婚相手を探すための求愛行動としておしりから光を発するため。
つまりメスにプロポーズをするための愛の光。なんだかロマンチックですよね。
そのあいだにメスは草や木の葉に隠れて小さな光を発し、自分の居場所を知らせています。
鳥取で見れるホタルは主にゲンジボタルとヒメボタル、場所によってはヘイケボタルも鑑賞できます。
なかでもゲンジボタルは強い光を放ち、線香花火が落ちるような幻想的な世界を見せてくれるのが魅力。
そしてゲンジボタルとはヘイケボタルの名前の由来は源氏と平家とが関係するという説も…!
知れば知るほど奥が深いホタル。お子様と一緒にホタルについて調べてみるのもいいですね。
ホタルが見れる条件や時間は?
ホタルが見れる期間は5月下旬から7月上旬の短い期間で、6月の中旬がピークを迎えます。
ホタルが活発に動き始めるのは、日が暮れる頃の19時半から徐々に飛びはじめ、20時~21時頃がピークを迎え、それ以降は少なくなってきます。
天気は湿度が高く、蒸し暑い時に多く飛びます。雨が降っている時や風が強い時はホタルの動きが落ちるのであまり飛びません。
カラッと晴れている時よりもジメジメした環境を好むので、曇っていて気温が上がらない夜は見れる確率が高いですよ。
ホタルがみれる場所は?おすすめスポットをご紹介
ホタルは比較的水がきれいな場所を好むので、田んぼや河川敷がに生息しています。
鳥取県は自然豊かでホタルが生息するには好条件な場所がいたるところにあるのです。
そして鳥取県は近年「ホタルを守る会」というホタルの住む環境を守る活動をしており、各地でイベントも開催しています。
ここからは話題のホタルスポットをご紹介しますね。
【倉吉市関金町】
引用 倉吉市公式Twitter
関金町は「ホタルの守る会」に参加しており、ピーク時はゲンジボタルヒメボタルを約500匹近く見られます。
6月下旬には毎年「清流遊YOUほたる祭り」を開催し、幻想的なホタルの姿を身に多くの方が訪れます。(2021年は未定)
関金町は星がきれいに見れることも有名なので、運が良ければ満点の星空の中ホタルが見れるかも。
【日野郡江府町】
引用 休暇村奥大山
飲料水CMの舞台にもなった奥大山がある日野郡江府町はホタルが見れる絶好のスポットです。
なかでもせせらぎ公園ではホタル観賞会を実施し毎年盛り上がりを見せています。
流れる川の音を聞きながら、優雅に舞うホタルに癒されること間違いなしです。
【鳥取市吉岡温泉町】
吉岡温泉ではピーク時は1000匹以上のホタルが鑑賞できる有名なスポットです。
例年は6月下旬までほたる祭りが開催されていて賑わいを見せています。(2021年は小規模開催)
温泉で温まったあとに、温泉街を散歩しながらホタルを楽しんでみては?
このほかにも水が澄んでいるところなら、各地でホタルが見られるので、ご家族とホタルを探してみるのも、穴場を見つけることができるかも♪
ホタル観賞をするときは、最低限のマナーを守ることを心がけましょう。
ホタルは光が苦手なので、スマホのライトやフラッシュ撮影は厳禁です!懐中電灯を使う際は足元だけにして、静かに楽しみましょうね。
まとめ
鳥取県は自然も多く気候条件もいいので、多くの場所でホタル観賞を楽しめます。
お子さんに自然の生き物と触れ合うのは様々な力を育みいい影響が与えますよ。
7月上旬まで飛んでいるところもあるので、是非チェックしてみてくださいね!