第1回 子育てのゴールは「自立」?

 

 

 

今回答えてくれるのは―

りんご舎代表 こばやし かずこさん

この冊子を手にされる多くのママ、それからご家族の方、子どもに関わる皆さまへ。
はじめまして。りんご舎のりんごさんです。
わたしは子育ては終わっていますが、現在進行形で孫育てをしている、ひとりのおばあさんです。

 

みなさんはどんなことを感じて子育てをしていますか?どんなことを感じて子育てのサポートをしていますか?

子育てをしていて、子どもの成長を願うとき、色々な願いの中に「自立」という言葉が多くの方の中にあるかもしれません。わたしは子育て中にはその「自立」がゴールだと思って関わってきた自分がいました。

 

最初の女の子が生まれたのは、28年前。続いて女の子がふたり生まれました。生まれてから、首が座り、寝返り、ずり這い、よつ這い、つかまり立ち、伝い歩き、赤ちゃんが自分のあんよで2足歩行になるとき。「ひとりで歩いた」→自立。それからは、○○を初めて食べた、とか、1人で○○できるようになった、とか、保育園で○○ができた、とか。たくさんのできる、できた!を体験しますね。そして、その「できた」をみんなで慶び、それを記念日と言ったりして。

 

大きくなっていくと、子どもだけで遊んだり、学校へ通ったり、もっと大きくなると、子ども達が自分で仕事をしてお給料をもらって自分で生活をし始めたりします。このように、赤ちゃん子どもの「自立」していく過程には周りの大人のサポートは必須。なのにわたしは、その辺りから『大人になれば、なんでも自分のことは自分でしなきゃ自立とは呼べない』と、少し勘違いをしていました。

 

「自立する」=「一人で生きていく」ではない

娘が私の力を借りないで何かできるようになることをゴールにすり替えていました。大人になると、小さな子どもの頃のような「できる」が見えにくくなり、認められるものが減ってきます。だから、どうしても分かりやすい大きな「自立」、ゴールを求めがちになるんです。そうではないですね。大人だって、誰かに助けてもらいながら、自立していくんです。ということは、子育てもひとりでするもんじゃない。子育てもたくさんの人に助けてもらってください。

 

最後に、あるエピソード。

幼児のボタンかけ。
子ども「(少しはできるようになってきたんだけど、、)できないからやって」
大人Aは「うん、いいよ。一緒にやってみようね」
大人Bは「できるよね。ひとりでやってごらん。」
どちらの成長が大きいと思いますか?
この場合、Aに手伝ってもらった子どものほうが変化成長が見られた、幼児保育の現場でのエピソードです。

 

子どもの可能性をいつも信じている大人がいるということは、子ども達の根っこ育てとなり、真の(心の)自立になっていくのだと思います。子育て、孫育て、共に成長なんですよね。

  

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子育ての現場からとは

子育てをしていると、子どものことやママ自身のことなど、とにかく悩みは尽きません。そんな悩みを抱えているママに向けた、解決のヒントをご紹介します。
様々な回答者の、経験から培った考え方に触れて、行き詰まった時の参考にしてみてくださいね。

 

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