第18回 初めての育児

ペンネーム:華

 

今年4月に出産し、母になりました。

私が妊娠した時は新型コロナウイルスが猛威を振るっている最中でした。

 

私は県外出身者なので、里帰り出産となると

 

「産休に入り次第すぐに帰郷しなければならない」

「夫と3か月くらい離れる」

など不安もあったので、夫が長めの育児休業を取り、

育児で困ったら公的サービスを受けることを決めて鳥取で出産することにしました。

 

 私自身はのんびりと構えていたものの、

初産・高齢出産・里帰りなしということで、周りからは心配されました。

実際は、事前に勉強したソフロロジー式の呼吸法のおかげもあり、ラッキーなことに割と安産でした。
 

 そして育児が始まりました。

 

抱っこの仕方はこれでいい?

室温は何度くらい?

首をぶんぶん振っているけど大丈夫?

ミルクの量は正しい?などなど…

 

ちょっとしたことにも疑問が湧いてきます。

 

 最初はインターネットで調べていたのですが、専門家含め意見がありすぎて逆に混乱し、

解決できずに非常にイライラしたこともありました。

 

その頃は人に連絡を取る元気がなかったり、

友人や家族も日々の生活で忙しいのに疑問があるたびに連絡を取るのは申し訳ないという気持ちもあったので、

インターネットに頼ってましたが、

最近では子育てで悩んだら市や病院、産後ケア施設で専門家(助産師さんや看護師さん、お医者さん、保健師さんなど)の意見を聞く機会を増やしています。

 

 

もちろん毎日会えるわけではないので相談したいことはまとめて聞くようにしています。

 

皆さんが言うことも全く同じというわけではなかったけれど、

知識や経験のある人と直接話した方が納得の度合いも違ったし、

なにより大人と話すことがリフレッシュになったので、相談が終わるといつも肩の荷が下りたような、ほっとした気持ちになりました。

 

 そういえば、

出産後「子育て楽しんでね!」と言われたことが何回かありました。

 

最初はぴんと来ませんでしたが、抱っこができるようになったり、おむつ替えに慣れてきたりと、

お世話がスムーズになって赤ちゃんといる時間に心の余裕が持てるようになると

「これが子育てを楽しむということかなー」と思ったりします。

 

 

 毎月のようにできることが増えていくし、

赤ちゃんもよく笑うようになると嬉しいです。

 

これからもいろいろと試行錯誤になると思いますが、

子育てを楽しみながら頑張りたいと思います。

comecome
comecomecomecomemama編集部
子育て情報誌カムカムママの編集部です! 誌面で「もう一度見たい!」とリクエストの多かった記事や、読者の「気になる!」を取材した記事をアップしています♪ 子育て情報誌comecomeMamaの店舗ページはこちら

comecomeさんの記事一覧