お子様のご入園、進級おめでとうございます。子どもたちはまた一つ大きくなり、新しい1年を迎えますね。
一方で、今年のお正月に発生した能登半島地震により、家屋の倒壊や火災などで多くの被害が発生し、新年度を迎えた今もなお、避難生活を余儀なくされている方々が多くいらっしゃいます。
地震だけではなく、近年は、異常気象(線状降水帯による大雨や一時的な豪雨、強風など)による被害が頻発しており、私たちが暮らす鳥取県でも他人事ではありません。
生活に変化が出るこの時期、改めて「防災」について各ご家庭で話し合う機会にしてみてはいかがでしょうか?
第6回災害の備えと安心のねだん
まず災害発生時に持ちだし品や非常用備蓄品の準備や確認、自宅や勤務先、保育園からの避難場所やハザードマップの確認、防災アプリのインストールなど、事前に準備できることはたくさんあります。
もう一つ心配なのが、皆さんが住むご自宅などの建物です。地震などの災害が発生すると、倒壊や全壊を免れたとしても、屋根の瓦の落下や軸部のズレ、基礎の損傷、外壁・内壁のヒビ割れ、設備への損害など、一定程度の被害を受けることがあります。
そういった被害の修理費用を補填するために建物の共済(保険)などに加入されていると思います。
いざという時に「困った!」とならないために、ご自宅の建物の保証内容も確認しておきましょう。補償内容を確認しておかないと、羅災時にご自身が思っていた補償が受けられない可能性もあります。
加入状況によっては地震や水彩が保証されなかったり、前回時の保証金額が低すぎる場合もあります。
建物保証に加入されて一定期間経過されている方、住宅ローン借入時に建物保証で手続きされた方なども改めて確認しておくと安心です。
【定期的に確認しよう!】建物保証7つのチェック!
- 家族の誰が加入していますか。
- どの建物に加入していますか。
- 地震の保障はありますか。
- 水災の保証はあありますか
- 風災・雪害の保障はありますか・
- 全壊・全焼した場合のお受け取り額はご存じですか?
- 家財家具の補償は加入されていますか。
地震時の屋外でのケガの原因は、家具等の転倒落下が約5割を占めています。
安全性を確保できるお部屋づくりを意識して、今から備えておくことが大切です。
もっと詳しくはここからチェック!
お家の地震対策できていますか?大切な家族のために防災について学びましょう!
お近くのJA窓口へからもお問い合わせいただけます。下記の連絡先で最寄りの店舗をご案内いたします。
- JA鳥取いなば本店 0857-37-0501
- JA鳥取中央本所 0858-23-3042
- JA鳥取西部本所 0859-37-5838
このコラムはカムカムママ2023年3・4月号に掲載されたものです。