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はじめに
5月のコラムではお子さんの月星座に着目して、それぞれの基本的な性質についてお話をさせていただきました。
今回はその発展形として【エレメント】のお話をしたいと思います。
前回の特集で調べていただいた、お子さんの月星座は覚えていらっしゃいますか?
そちらを思い出していただきながら、読んでみてくださいね。
エレメントって?
西洋占星術で言うエレメントとは、「火・地・風・水」の4つの要素のこと。
12星座はこのいずれかの要素に振り分けられ、要素ごとに性質が変わってくるのです!
それでは早速ですが、各月星座をエレメントごとに分けるとどうなるかと、タイプ別の特徴について解説していきたいと思います。
「火」のエレメント
月星座:おひつじ座、しし座、いて座
この3つの星座は、ひらめきを大切に、思いついたらその思いのままに行動に移したいアグレッシブな性質を表しています。
イメージで言うと松岡修造さん!松岡さんも、アツくてエネルギッシュですよね!
自分がやるからこそ、という自分の存在意義のようなものも大切にするので、自分の想いや理念のようなものが理解されないと意気消沈しやすいのも火のエレメントの特徴です。夢があればぜひ応援してあげてくださいね^^
「地」のエレメント
月星座:おうし座、おとめ座、やぎ座
この3つの星座は着実で堅実であることを大切にします。
基本的にまじめで現実的なチームですので、石橋を叩いて渡るタイプで、安全第一というタイプ。お金や安定した環境がないと本来の力が発揮できませんので、まずは安心できる環境を構築することに意識が向かいます。
スピード感には欠けますがしっかり者の頑張り屋さんが多いです。対価があるとより頑張れるチームです☆
「風」のエレメント
月星座:ふたご座、てんびん座、みずがめ座
この3つの星座は、「自由」であることがとても大切。フットワーク軽く、友達も多いタイプですが一定の距離感を大切にサラリとした人付き合いを好みます。情報通だったり、センスの良いお洒落な人が多いのもこのチーム。
考えを押し付けられることや、ああしなさい、こうしなさい、と言われるのは辛いのである程度の自由意志を尊重し「あと何分したら宿題スタートできそうかな?」などというように、お子さん自身で考えて決めていく形だと良いでしょう☆
「水」のエレメント
月星座:かに座、さそり座、うお座
この3つの星座は「共感」がポイント。
寂しがり屋の甘えん坊が多く、小さなころは泣き虫の子も多いかも。
それだけ感情が豊かだということですから、相手の気持ちを考えられる優しい子たちです。親御さんはその気持ちに共感してあげることと、結論を出さなくても話に耳を傾けてみることを意識してみてください^^
ここからは相性のお話↓
さて各エレメントの特徴についてお伝えしましたが
ここからはエレメント別の相性についてお話していきますよ。
一般に良い相性、そうでない相性というのもありますが、まずは違いを知ることでお互いに良い関係性を築いてもらえたら良いなという気持ちです^^
「火」×「地」のエレメント
飛び出したい火のエレメントと着実に進めたい地のエレメントなので、
火の情熱を地が現実的な視点でバッサリやりかねない関係性です。
しかしこれは火の思い付きだけで突っ走ろうとするのをしっかりと形にするまでサポートできる実はとても良い組み合わせ!火のエレメントは地のエレメントに相談することで、想いを形にしていくことができるでしょう。上手に頼ってみて☆
「火」×「風」のエレメント
風に煽られて火が燃え上がるように、風エレメントの豊富な話題から、火のエレメントは多くのインスピレーションを得ていくとても良い関係性です。
おしゃべりしているとどこまでも盛り上がるような仲良しチームです。
注意点としてはブレーキ役がいないので、イケイケどんどんになりやすいところ。
時には振り返りながら進むことを意識したい関係性です。
「火」×「水」のエレメント
勢いのままに突き進みたい火のエレメントと、感情を大切にしたい水のエレメント。
火と水で正反対ゆえに、水エレメントからすると「感情を無視された」と傷つきやすいですし、時にウジウジして見える水のエレメントに対して火のエレメントは、イライラしやすい関係性です。
火のエレメントからは強さを、水のエレメントからは優しさを、お互いにないものを見せてくれる相手として、学び合う関係でいられると良いでしょう。
「地」×「風」のエレメント
着実にいきたい地のエレメントと、何物にも縛られず自由でいたい風のエレメント。
根本的な性質が違いますので、完全に理解し合うことを目指すのではなく、お互いの苦手分野を補ってくれるパートナーとして、お互いを尊重しながらの関係性が吉◎
風エレメントが企画立案し、地エレメントが実行部隊として関わるというのがベストな形でしょう^^
「地」×「水」のエレメント
気持ちがうつろいやすい水のエレメントに対して、現実的なアドバイスのできる地のエレメント。大地に水が吸い込んで安定するようにとても良い関係性です。
地エレメントの実務能力と、水エレメントの寄り添う力は、良いコンビネーション。
長く安定的に続きやすい、大切にしたい関係性です。
「風」×「水」のエレメント
さらりとした付き合いを好む風のエレメントと、好きな人とはくっついていたい水のエレメント。お互いにタイプが違うので、風エレメントからすると水エレメントは重たいし、水エレメントからすると風エレメントはなんだか冷たいなぁなんて捉えがち。
でも、感情的な行き詰まりに新しい視点をくれるのは風エレメントだったり、ほっと和む時間をくれるのは水エレメントだったりします^^
同じエレメント
「火×火」、「地×地」、「風×風」、「水×水」といったように
同じエレメントは似た者同士。基本的な質が似通っているので、理解しあうのに時間を要しません。けれど、同じような性質であるがゆえに物事の打開策が見えにくかったり、お互いを空気のような存在として軽く扱ってしまう危険性も。
安心して付き合える相手だけれど、刺激は少ない関係性です。
おわりに
ここまで、エレメントごとの特徴と相性についてお伝えしてきましたが、これは月星座だけで見た関係性になります。
本来西洋占星術では、太陽星座、月星座、水星星座、金星星座・・・と合計10の天体が関わってきますので、月星座だけの読解では正確な相性とは言い切れないのですが、それでも大枠の部分で捉えていただけたのではないかと思います。
ひとりひとり違うのは優劣ではなく個性であり、個性を尊重して付き合うというのはどのエレメントでも共通するところでしたね^^
ご参考になれば幸いです。