鳥取県の名産といえば何を思い浮かべますか?なし、カニ、らっきょうが上がってきますよね。
実は鳥取県には、このほかにもさまざまな名産品あるのをご存じですか?
この記事では鳥取県であまり浸透していない有名な食材をご紹介します。簡単なレシピもあるので、今夜の食卓に出して、お子さまにも地元の食材のおいしさを知ってもらいましょう。
大山ブロッコリー
引用 JA鳥取西部
大山ブロッコリーは大山のふもとのきれいな水と良質な土で新鮮でボリュームがあり、食べ応え抜群です。
ブロッコリー特有のえぐみや苦みなく食べやすいので、お子さまもがぶっと食べられます。
ブロッコリーはスーパーでも手に入りやすく、お弁当の緑としても映えるので重宝しますよね。
そのままでも美味しくいただけますが、たまごと相性抜群なので、半熟卵にしてマヨネーズで和えたデパ地下風サラダがおすすめ!
またブロッコリーは、炒めてもおいしくいただけるので、ベーコンとニンニクでペペロンチーノ風に仕上げてもおいしいですよ。
捨てがちなブロッコリーの茎も表面の硬い部分を取り除いて、ごま油で炒めて、砂糖、しょうゆ、みりんで味付けすればきんぴら風に早変わりします。
引用 JA鳥取西部
JA鳥取西部ではこのほかにも大山ブロッコリーを使ったアレンジレシピが載っているのでぜひご覧くださいね。
シャインマスカット
シャインマスカットは、鳥取県北栄町を中心に栽培されていて、糖度が高く酸味も控えめなので、子供からお年寄りまで大人気の果物です。
口の中で広がるさわやかな風味と果汁が楽しめて、一度食べたら病み付きになります。
昼夜の温度差が大きい鳥取県は、ブドウの栽培が適してる環境だそう。北栄町は巨峰やピオーネも有名ですよね。
シャインマスカットの収穫時期は9月の半ばでいま最も期待されている新品種で、ふるさと納税でも話題です。
そのまま食べるのはもちろんですが、シャインマスカットは生クリームと相性が良くケーキやタルトにすると絶品スイーツに!
種がないのでフルーツサンドにも適していますよ。お休みの日はお子さまと、シャインマスカットのデザートを作ってみてはいかがでしょう?
ばばちゃん
引用 とりネット
ばばちゃん(学名タナカゲンゲ)は日本海でとれる深海魚で鳥取県岩美町の名産です。
ばばちゃんの名前の由来は、その名の通り正面から見るとお婆さんの顔に似ているからと、漁師の方が呼び出したのがきっかけだそう。
以前はインパクトのある姿かたちから、売り物にならないと市場でいわれていましたが、今ではおいしいとテレビでも紹介され、徐々に知名度が上がっています。
ばばちゃんは通称キツネダラとも呼ばれていて、タラのようにくせがなく淡白な味なので、鍋や唐揚げにするのがおすすめです。
価格もお手頃なのでスーパーで見かけたら購入してみてくださいね。
琴浦ミニトマト
琴浦町は白バラ牛乳や東伯和牛など畜産に強いイメージがありますが、ミニトマトも有名です。
実は琴浦ミニトマトの歴史は古く、スイカやメロンの裏作として栽培されていました。
琴浦ミニトマトは色が良くさっぱりとした味わいで、どんな食材にも合います。
引用 クックパッド
サラダのイメージが強いミニトマトですが、ごま油を混ぜたポン酢に漬け込むだけで簡単にできる「トマトのポン酢付け」は蒸し暑い夏にぴったりのメニューです!
ツナとも相性が良く、そうめんとパスタにも合うので、ミニトマトを食べて夏バテを防ぎましょう。
鳥取茸王
鳥取茸王(たけおう)とは原木しいたけの中で傘の半径が8cm以上かつ厚さが2.5cmをクリアした最高級の生しいたけです。
原木しいたけは気象に左右されやすくほとんどの作業は人が行うため、とても手間がかかりますが、その分味は格別です。
肉厚で香りが強く、なめらかな食感が楽しめます。
調理方法は、そのまま焼いてしいたけステーキにするのがおすすめ!うまみと香りが口の中いっぱいに広がりますよ。
脇役になりがちなしいたけが、一気にメイン料理に早変わりします。
鳥取茸王はとても人気があり入手困難なので、見つけたら是非ゲットしてくださいね。
鹿野地鶏
鹿野町にある養鶏場「鹿野地鶏」は一時は消滅の危機にありましたが、2018年に復活しました。
引き締まった肉質でしっかりと歯ごたえが特徴で、一度食べたら忘れられないと何度もリピートされる方がいるほど。
鹿野地鶏はお肉から脂までうまみが凝縮されているので、どんな調理方法でも合います。
手羽先はシンプルに塩コショウをつけて焼くだけでも、おいしいいただけますよ。
鹿野地鶏はオンラインショップも展開していて、県内外のファンが多くおられます。
父の日や誕生日などの、特別なプレゼントにどうでしょうか?
まとめ
スーパーに行けば全国の食材が並んでいるので、住んでいる土地の良さがわかりづらくなっていますよね。
地元の食材の良さを再発見できる鳥取県。改めて「地産地消」について考えて、地元のものを食卓に出しましょう。
スーパーや道の駅で見つけた時は、是非購入してみてくださいね。