第15回 二人での子育て

 

 

ペンネーム:雨もすき

 

 

皆さんは初めての出産前、子育てにはどんなイメージがありましたか?

楽しみ、不安、怖さ色んな気持ちが混ざっていましたか?

 

私は圧倒的に不安でした。近くにお互いの両親がいないことに加えて、子育て中の友達から子育ては大変!夫を蹴りたくなるなどと聞いていたからです。

そんな私が実際どうだったかといいますと…

 

令和4年8月に男の子を生んでただいま8ヶ月。自分が思ったよりも断然楽しく子育てしています。

それにはいろいろな理由がありますが、まずは夫と二人三脚で子育てできているということです。

 

コロナ禍での出産。

 

私の入院中に夫は家で赤ちゃんを迎えるため掃除や赤ちゃん用品など準備し、退院と同時に仕事をリモートワークに切り替えて日中でも子どもや私と一緒に過ごせるような体制をつくりました。

 

今は一日任せても大丈夫なほど父親っぷりを発揮している夫ですが、最初は

抱っこしても泣かれるとイライラすると言い、そんな言葉に私もハラハラ、心配でした。

 

その時私は

「泣き止まそうと頑張りすぎるとイライラするよ。泣いても大丈夫だよ。」

と話したのを覚えています。

 

それでも夫は積極的に抱っこやオムツ換え、沐浴、保湿など子どもの世話をしてくれて、抱っこして寝かせた時のかわいさや、笑わせるとこちらも嬉しくなり笑顔になれることに気がつくと、息子の新しい仕草にも

「見て、見て、可愛いよ」

と私に声をかけてくれるようになりました。

 

子どもも私とは違うダイナミックな遊びをしてくれる夫が大好きで、私が抱っこしていると夫の方を見てニコニコしています。もちろん二人の意見が合わなかったり、負担が大きくなったりしてイライラとすることもあります。

 

寝られていない時や忙しい時は余裕もない。

 

常に初めてのことに挑戦するのだから、不安な気持ちや不満が溢れていっぱいいっぱいです。

子育てに決まったやり方はないとわかっていてもなかなか相手のやり方が受け止めきれないこともあります。

 

そんな時は二人とも少し離れて冷静になれるよう行動します。

 

夫には夫のやり方がある。

対応を統一しないといけない時もあるけど、一緒じゃなくても子どもは育ってくれるし子どもに一生懸命な気持ちは同じだと自分に言い聞かせています。

 

夫も同じように葛藤しながら子育てしていると思います。そう考えるとしんどいことも嬉しいことも二人で共有して同じ方向を向いていることに感謝しかありません。

まだまだ「親」になって数ヶ月の私たちですが、こうやって親として成長していくのだなと感じています。

 

 

息子へ。本当に生まれてきてくれてありがとう。あなたは私たちの宝物です。

夫へ。これからも二人でいろんな話をし合いながら、息子の笑顔を守っていきましょう。

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