子育てと恋愛はどこか似ている、と感じる話

こんにちは。さきちです。

 

二人の子どもを育てながらいつも

自分って本当に未熟だなぁ」と感じています。

 

子どもたちの様々な行動に感情を揺さぶられることが多く、

その度に「母親として今の行動が良かったのか?」と

反省や葛藤を繰り返す毎日です。

 

この感情はどこかで味わったことがある

「相手に対する自分の態度が、良かったのか悪かったのか悩む」ということは

人間関係では、ままあることだと思います。

 

家族や友人、会社の上司や同僚、地域の人など、多くの場面で突きつけられます。

 

中でも、自分の感情が最もさらけ出される恋愛と子育てが似ているな

とふと感じることがあります。

 

両者とも

関わりの濃度が濃いからこそ、

相手に対する想いが強いからこその悩みだと言えると思います。

 

些細なことでも悩んでしまう

今朝のことです。

 

床に座っていた次女にお茶を飲ませようと、コップを持って近くまでいきました。

お茶の入ったコップを床に置き、次女の鼻水を拭いていると

ふざけて歩いてきた長女の足に当たってコップが倒れ、お茶がすべて床にこぼれてしまいました。

 

さて、ここで私はどうしたでしょうか…。(唐突にクエスチョン)

 

私がコップを床に置いていたのが悪い。

それなのに私は長女を叱りました。

ほら!こぼれたでしょう!!」と。

 

長女は倒れたコップを見て

ばつが悪そうに「うん」と言いました。

 

タオルを渡すと、長女なりにきれいに拭いてくれました。

 

別にこんなことくらいで怒る必要なかった、と後から振り返ると思います。

むしろ、そんなところにコップがあるなんて大人でも思わないはず。

 

それなのに、まだ4歳の子を頭ごなしに叱ってしまった…

とモヤモヤが心に暗い影を落とします。

 

 

でも、朝の忙しい時間。

やることがたくさんある中で起きた突発的な出来事で、

ああなってしまうのも仕方なかったな、とも思えます。

 

後悔して、反省して、またちょっと進む。

毎日がこんなことの繰り返しです。

 

いつもキラキラしたママでいたいという理想はあるけれど、子育ては大部分が泥臭いものだな、と感じたりもします。

 

子育てと恋愛で違うこと

子育ても恋愛も相手と密に過ごす中で、”未熟な自分”をいつも突きつけられます。

苦しいことも多くあります。

 

どこかで相手に対する感情を捨てたり、あきらめたりすることができたら

ここまで悩むことはないのかな?と思ったりもします。

そうすることができないがゆえに、しんどい。

 

でも悩むたびに今度はこうしよう、ああしようと試行錯誤したり

相手の気持ちを考えようとすることで、自分も間違いなく成長できているように思います。

 

ただ、恋愛と子育てで違うのは「やり直しがきくかどうか」。

恋愛は万が一ダメになっても、違う人とやり直すことができる。

 

でも子育ては…?

 

そう思うと、

一つ一つの子どもとのやり取りや

同じようで違う日々を大切に過ごしていかなければな、と思います。

 

なんて、まじめに考える今日この頃なのでした。

 

(おしまい)

 

 

 

さきち
sakichiママライター
東京出身、山陰生活13年目。二児の母(長女3歳、次女0歳)です。 「なかなか疲れが取れない体を変えたい!」と、最近筋トレを始めたアラサー。 釣り好きの夫と子どもたちの4人家族。鳥取は夫の地元です。

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