ペンネーム:未熟なパパさん
世界平和はもちろん大切なことですが、まずは家庭平和を目指す今日この頃です。
今回は、三つ子が産まれるまでも何だかんだでドタバタです、というお話をさせてください。
3つちゃんを無事に家に迎えられるように、私たち家族(私・妻・長女)は慎重に生活を送りました。私は大黒柱?として、これまで以上に仕事に精を入れていました。
そんなある日、妻が入院してしまったのです。突然、私と長女(当時1歳)との怒涛の2人生活が始まりました。
朝5時に起床し朝食を用意すると、長女を起こし朝食を食べさせて保育園に登園する準備をする。テレビの力を借りている間に食器を洗い、洗濯物をすませると、長女を保育園に送り、病院で妻の着替え等の受け渡しをすませて仕事に向かう。仕事を終えたら18時までに保育園に長女を迎えに行き、夕飯を食べさせてお風呂に入ってママとテレビ電話をして、20時に寝かしつけをする。
世間のママさんにはごく当たり前の生活だと思いますが、私はもう経験したくないのが本音です。
長女との2人生活を通して、妻に対する感謝と尊敬の気持ちが大きくなると共に、世の中のママたちの凄さを改めて感じました。
半月後、無事に妻が退院しました。入院中はパパっ子だったはずの長女がママっ子に戻るまで数日もかかりませんでした。かなり悔しいが、やはりママは偉大です。
そして順調に3つちゃんは成長し妻のお腹も大きくなり、予定されていた管理入院の日です。再び約2ヶ月半、長女との戦いの日々でしたが、以前の経験がとても役立ち、最低限の家事・育児は1人でこなせるようになっていました。また、この時は私の母の力を借りることができたので、入院生活中の妻にこっそりと病院の売店で長女と会わせる余裕も出てきました。
そして、ついに3つちゃん誕生の日。
コロナの影響で出産に立ち会えず、3つちゃんにも会うことが出来ません。実感は湧かなかったですが妻と対面し、「ありがとう。よく頑張ってくれたね。」と労りました。
そこから一週間後、妻の退院で初めて3つちゃんに対面です。とても小さく、抱っこはおろか触るのさえも怖かったのを覚えています。3つちゃんは、ここから約1~2ヶ月に渡りNICUにお世話になり、健康経過が順調な子から順々に退院してきました。
3つちゃんの一番上が一番乗りで家に帰ってきました。とても育てやすい子で、妻と「こんな子達ばかりだったら3人そろっても何とかなりそうだね」と話していたくらいです。妻の子育て経験や私の家事・育児レベルが上がったからだと思いました。
更に1ヶ月後、3つちゃんの2番目が退院です。「大人が2人だと手が足りて、何とかやっていけるよね。きっと3番目が帰ってきても大丈夫」と、妻と私。
そこから数日後、3番目の退院。
その途端、私たち夫婦だけでは手が足りず本当のドタバタ生活が始まりました。