ペンネーム:ハンナ
初めての我が子が上手くおっぱいを吸ってくれなくて悪戦苦闘した遠い昔。
授乳が上手くできるようになって少し心に余裕が出来たら
「この子の人生を共に作っていくんだなー」
と大試練を与えられたように感じた。
子どもを育てるだけではなく、
子どもの成長とともに父親、母親としても育ててもらったような気がする。
男の子は優しく、将来母となる女の子は強く育てたいという思いがあったが、
まぁまぁそのようになってくれたような・・・。
三人の子どものうちの一人が高校に入った頃、
『ブラック〇〇』を題材にした本を読んでいた。
変な本を読んで、と言ったところ、
『変な本かどうかは読んでみなきゃわからん』 と返ってきた。
ウン、確かに。
さらに、他の子どもが小学3年の頃、大人顔負けのむずかしい事を話していたので、
どこで知ったのか尋ねたところ、
「あさりちゃん」の漫画で、
と答えた。
また漫画ばかり読んで・・と叱るように言っていたが、漫画もまんざらではないな、と感じた。
子どもの成長に驚かされる連続だった。
『人生無駄なし』という言葉を耳にするが、
失敗したり、悔しい思いをしたり、仕事や人間関係で悩んだりもしたが、
すべてが今の自分の役に立ってくれているように感じる。
「親愛の情を持っていれば相手にも通じるものがある」
この気持ちで過ごすよう心がけている。
最後に。
元気な第二子を生んでくれた我が家のお嫁さんに感謝。ありがとう。