ペンネーム:福笑い
去年の春のある日。
『ばぁちゃん、わたし、お姉ちゃんになったよ』とエコー写真を見せにきた孫娘。
ぬいぐるみのクマをおんぶしたり、抱っこしたり、新しい家族を迎える準備がスタートしました。
ママのお腹も大きくなってくると、不安になることも増えてきて、ばぁちゃんにできることは、お話を聞いたり、リクエストでカレー(具いっぱい)を作ったり。お鍋が行ったり来たりしました。ばぁちゃんのできるサポートはわずかですが、みんなで待ってたよね。家の中を何度往復したことか。
ある朝、虹を見ました。吉兆♥無事生まれますように。
そして霜月にベビー誕生!!
感謝の一言、『ママ頑張ったね』。
初めて対面した孫は、小さくて私の手の親指ほどの足。
両手に体重がどっしり重い。
泣くと顔が真っ赤、でも可愛い。
久しぶりの感覚、幸せエッセンスに包まれました。
お宮詣りの前日、パパの時に着せた祝い着の着方がわからず、スマホで検索して予習。
楽しみにしている孫娘から
「てるてる坊主作ってね、晴れますように。ばぁちゃんも作ってね」
でも、朝から雨。宮司さんの祝詞が始まり、大きな鈴の音でびっくりして生後間もない孫は大泣きでした。
神様に届いたわねとみんなにっこりでした。孫を抱っこすると、ずっしりくる君の命、みんなで大切に見守りますよ。
ママ、パパへ
いつでもおいで。何でも聞くよ。料理のリクエスト待ってますよ!!
ばぁちゃん奮闘記はつづく。